韓国研修 4日目④
2019年9月27日 18時22分交流に多くの言葉はいりません。と言いたいところですがワイワイガヤガヤ賑やかに交流しています。
交流に多くの言葉はいりません。と言いたいところですがワイワイガヤガヤ賑やかに交流しています。
スーツケース ムゴウォヨ
B &Sを終え、スーツケースの中に買ってきたものを入れる作業と、これから行う福島プレゼンテーションの準備をしています。バナナ牛乳とヨーグルトをお土産に買ったのは良いのですが、冷蔵庫なしで日本までもつのかどうかみんなで悩んでいます。COEXという大型のショッピングモールではまさかの東方神起とのニアミスがあったそうです!会えなくて残念でした。衣料品がとても安く、予定にないものも買ってしまいました。韓国もエコバックがないと袋の料金を払わなければいけないので、エコバックはマストアイテムです。
これから今日一緒に行動した大学生との文化交流と食事会です。
チャルモッケスムニダ
ほとんどの生徒が弘大(ホンデ)で研修中です。お昼にはそれぞれのお昼ご飯の画像が届きました。
イビョル グァ マンナム
朝からホストマザーとのお別れがあり、少々しんみりとしてしまいましたが、10分後には本日一緒に行動する大学生との出会いがあり、気持ちを切り替えて出発しました。今日は大学生との一対一での自由行動です。一対一なので話題が途切れないようにコミュニケーションを取っていく必要があります。韓日両国のアイドルの画像を用いてペアリングを行いました。今日は他に郵便局に行き、絵葉書を校長先生に送るミッションがあります。
今日は水原城見学とエコバック作り以外にも、伝統的な韓屋をイノベーションしたおしゃれなカフェが立ち並ぶ益善洞(イクソンドン)で、昨日行った突撃インタビューを再度行いました。昨日拒否されたトラウマから中々声を掛けられずにいましたが、韓国語とと英語で果敢にトライしました。昨日よりも拒否される割合が多く(特に韓国の方々に)大変でしたが、合計で34名の方々にご協力頂きました。カムサハムニダ!結果については国際理解・交流会発表会で報告したいと思います。
研修後はホームステイ先へと向かい、最後の夜を過ごしています。
午後はエコバック作りを行いました。絵柄は韓国の民画です。一言も発せず集中して取り組みました。
ヒムドゥロヨ
水原城は朝鮮王国時代18世紀に作られた城壁の要塞ですが、実際に攻撃されたのは、朝鮮戦争の際に北朝鮮からだそうです。その際の弾丸の跡が残っていました。
お昼は待望の水冷麺です。冷麺は元々は北朝鮮の食べ物で、地域によって麺の種類や出汁が違うそうです。疲れた体に冷たい冷麺が染み渡り、生き返りました。
アンニョンハセヨ!
ホームステイ先から生徒が集合し、これから世界文化遺産の水原(スオン)城へ向かいます。
ステイ先では楽しく時間を過ごしたようで、夜にオリンピック公園を訪れた生徒は、ソウルオリンピックを記念して灯されている聖火を発見しました。(夜のみの点火です)ソウル大学の近くにステイした生徒は、その広さに驚いていました。
生徒たちがホームステイ先に行ってしまった後、ホテル近くの光化門広場を散策しました。この広場にはハングルを創製した朝鮮第四代国王の世宗(セジョン)の像が置かれています。またこの場所は、デモがよく行われる場所という事もあり、付近では抗議活動を行っている人たちが多く見られました。内容は政府や会社に対してですが、韓国の人たちは自分の意見をストレートに主張すると、現地でガイドをしていただいている丁さんはおっしゃっていました。
広場には国花であるムクゲが咲いていました。夏の研修でも咲いていましたが、虫が多くつくそうです。なぜムクゲが国花なのかという質問に対し、「その生命力」と丁さんは答えてくれました。ムクゲは花期の時期が長く、また虫がついても強く生きる姿が、他国からの侵略に耐え続けてきた朝鮮の歴史と重なり合うそうです。ぱっと咲いてぱっと散る桜を愛し、自己主張を避け察しの文化の中で生きる日本人とは対極的だな、と思う散策中の一コマでした。
ネイルベッケスムニダ
2日目の日程を無事終了し、生徒たちはホームステイを開始しました。一番近い生徒は歩いて10分程度の景福宮の近くの一軒家にお世話になります。この地域は古くからの韓屋と呼ばれる伝統的な家屋が残っている地域です。残りの3名はマンションでのホームステイとなります。
ソウルは坪単価が非常に高く、一軒家を新築できるのはかなりの富裕層のみだそうで、タワーマンションが一般的な生活の場所です。2日間の滞在となりますが、大きな成果を残して欲しいと思います。