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News&Topics

ふくしまの今を知り未来について考える~震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業

2022年7月25日 08時35分
国際

7月22日(金)本校会議室にて、飯舘村の前村長菅野典雄様をお招きして、「3.11震災当事者の軌跡から学ぶ~いま私たちにできること」をテーマにご講演をいただきました。夏休みにもかかわらず、50名を超える申し込みがあり、原子力災害により全村避難を余儀なくされた当時の思いについて、メモをとりながら熱心に耳を傾けていました。およそ70分のご講演でしたが、写真や広告のキャッチコピーを活用したおもしろくてためになるお話で、時間の流れを忘れるほどでした。「第3の転換期」であったという震災・原発事故後の社会。先の読めない時代を生きるために「おカネの世界」から「いのちの世界」「こころの世界」を大切にしなければならないという菅野様のお話に、大きく頷きながら聞く生徒の姿が印象的でした。「までい(真手・全手)」(丁寧に・心をこめて)をスローガンに村の舵取りをし、震災当時住んでいた5700人の村民の生活を守るために、他の自治体や国とも協力して、「おたがいさま」と、相手を責めることなく、前向きに取り組んできた姿から、人としての生き方も学ばせていただきました。「原発事故から何を学ぶか?」「世界スケールで考えると、原発事故はSDGsにも通じる。」生徒一人一人が震災について、そして、世界のあるべき姿について考えを深めるきっかけとなりました。そして、柔軟な発想で取り組んで来られた飯舘村のさまざまな施策から、多方面から物事を捉えることの重要性も感じたようです。

 お礼の言葉では、代表の生徒が、「『べっぴん(別品・心優しい気配りができる)』な人になれるように、『本を読み』知識を増やし、柔軟な発想でものごとを捉え、未来に向かって何ができるか考え、行動していきたい。」と、未来への思いを述べていました。

 お忙しい中、お越しいただき、素敵なお話をしてくださった菅野典雄様に深く感謝申し上げます。

 今を知り、思いを伝える

 あさか開成高校からはじめる SDGsアクション! FORからWIITHへ

SDGsを自分ごととして考える~カードゲーム2030SDGs

2022年7月22日 14時10分
国際

7月21日(木)夏休み中ではありますが、プチ国際理解講座「カードゲーム2030SDGs」が本校会議室で行われました。希望者40名が参加し、2030SDGs公認ファシリテーターである小針丈幸様におこしいただき、カードゲームを体験しながら、SDGsについて深く学ぶことができました。

小針様の自己紹介、SDGsについてのご講演をいただいた後、いよいよ「カードゲーム2030SDGs」の始まりです。学年も関係なく、初めて会う人同士のグループで、ゲーム開始です。はじめは、ぎこちない様子の生徒達も、ゲームが進むごとにコミュニケーションが増え、笑顔になっていきます。

このゲームはSDGsの17の目標を達成するために、現在から2030年までの道のりを体験するものです。ゲームの進め方は、それぞれ設定された価値観のもとで、与えられたお金と時間を使い、プロジェクトを行い、目標の達成を目指します。さらに、各グループが行うプロジェクトによって、「経済」「社会」「環境」の世界の状況が刻々と変化します。

ゲームの開始当初は各グループが思い思いにプロジェクトを行ったために、「バランスの悪い世界」になってしまいました。この状況を改善するために、ゲームの後半では、グループ間で協力や取引を行いつつプロジェクトを行うようにした結果、徐々に世界の状況がバランスよくなっていき、目標を達成するグループが増えていきました。

SDGsの目標を達成するためには、「世界全体を考えて行動すること」「価値観の違いを理解し協力すること」「コミュニケーションをとること」などが重要であることを、このゲームを通して学んだようでした。

ゲームのあと、SDGs17の目標のカードを並べました。SDGsのそれぞれの目標に対する自分の思い確認しながら、並べ方、形で表現します。優先順位・カテゴリーなど、グループで話し合って、形を作ります。はじめの時のぎこちなさはすっかりなくなり、仲良く作業を進めます。

このプチ講座で、生徒たちが「SDGs」に対する理解がより深まり、以前よりも「世界」の問題を「自分ごと」として捉え、行動しくれることを期待しています。

本日、すばらしい講演をしてくださった小針様に感謝申し上げます。

あさか開成高校からはじめる SDGsアクション!!

 

 

『第6回探究カフェ』開催しました

2022年7月20日 17時49分

 7月20日(水)に第6回目の『探究カフェ』が開催されました。

 今回は夏休みに入ったということ特別企画として”探究”と”日常”を面白くする「まちあるきワークショップ」を開催しました。まずはじめに、「だるまさんが転んだ」をリメイクする活動を通して、そこにどんな意味があるのか、どんな価値を見いだすのかというミニ講義を受けました(探究活動の課題解決型と価値創造型について)。その後、21世紀記念公園 麓山の杜、中央図書館、歴史資料館、(中央公民館)を巡り、ここがこうなったらいいのになと気になった場所の写真を撮りました。学校に戻り、撮影した写真の説明するとともに新しい価値を見出し、表現する活動を行いました。新しい視点や捉え方があり、意義ある時間となりました。

 探究相談にも生徒が来てくれました。夏休みを利用しての施設・企業への訪問やインタビューに向けて、あるいは、探究活動の深化をめざして助言を受けていました。

 綾さん(鈴木綾さん)、もんごー(櫻井龍太郎さん)とこばてぃ(小林直輝さん)、ありがとうございました。

 次回は7月27日(水)の13時から16時です。みなさんのお越しをお待ちしています。

多様な人・自然の共生について考える~「山の学校」第4回・夏

2022年7月18日 14時20分
国際

7月16日(土)NPOしんせい様による「山の学校(夏のプログ ラム)」に本校生徒3年生8名、教員2名が参加して まいりました。

前日の雨で、天候が心配されましたが、雨もあがり、山のフィールドワークも予定通り行うことができました。

午前中の山のフィールドワークでは、山の農園西側の森林の特徴を計画図と照らし合わせながら学びました。

山の中にある白い棒は、山の所有者・管理者が示されており、この棒より左側は国有林として、杉や赤松がいつ、どれくらい植樹されたものか、ということが示されています。よく見ると、この棒を境に右側は、広葉樹など様々な種類の樹木があるのに対し、左側は同種類の杉の木が植えられ、森林管理がされているの森林であることがわかります。また、国有林の中には伐採された木が切られたまま、横たわっている木がありました。これは、、「切り捨て間伐」といい、間伐で切った木の多くは値段のつかないものが多く、そのままにされているそうです。切断面の年輪をみると、何年くらい前に切られた木なのかがわかります。

下山後は、みんなで火おこしをして、お昼のカレーを温めるための湯をわかしました。なかなか火がつかず、苦労した場面もありましたが、大人も高校生も一緒になって作業をすすめます。

かまどに火がついた順に、ブルーベリー畑に向かいます。おいしそうなブルーベリーに胸が高鳴ります。みんな夢中で、ほおばります。農薬を使わず育てられたブルーベリーは、甘いものも酸っぱいものも。たくさんのおいしい水と空気と太陽をあびて、おいしさもひとしおです。昨年みんなで作ったプランターには、生命力あふれるズッキーニが元気に育っていました。

外でいただくランチは、 持ってきたお弁当にしんせい様よりいただいたサラダとNPOしんせい自慢の「にんじんおからカレー」です。自然の中でいただくランチはいつもおいしい!

午後は、「森林と持続可能な地域づくり」というテーマで、 国立環境研究所の中村先生のご講義をいただきました。 皆、メモをとりながら熱心に聞いていました。日本の国土の66%を占める森林。20年経った木は、ほとんど二酸化炭素を吸収しないので、あたらしい木を植えなければならないそうです。そのために必要な森林管理が「間伐」と「植樹」です。ゼロカーボン社会に向けて、必要な考え方が「森林吸収源」です。森の持つ多面的な役割を生かしながら、いかに森を管理していくか。二酸化炭素を吸収する「森林」をいかに育てるかが大切であるかがわかりました。また、「森林管理」と「林業」による町おこしとエネルギーの地産地消をめざす「三島町」との協働研究のお話も興味深かったです。

最後に、NTT労働組合さまのご進行 で「働くとは」というテーマで、意見交流をしました。参加は2回目という生徒も多かったのですが、 前回とは違ったメンバーでの交流により、さらに多様な考え知るき っかけとなっていました。

今回もコロナ対策含め、さまざまなご配慮をいただきながら参加させていただき、本当にありがとうございました。 ご参加されたすべての方々に感謝申し上げます。

第9回 凜優祭に向けて その4

2022年7月14日 09時15分

 皆さんこんにちは 文化祭実行委員長柴田凌汰です。

 さて、皆さんが投票した凛優祭のテーマ曲が決定しました。

 1年3組と2年3組推薦の、ミセスグリーンアップルの「青と夏」です。涼しい風吹く 青空の匂いに乗って、準備も進めて行きましょう。

 

第104回全国高等学校野球選手権福島大会 2回戦結果

2022年7月12日 18時36分
部活・委員会

7月11日(月)にヨーク開成山スタジアムにおいて、安達高校と対戦しました。

初回に3年酒井のタイムリーなどで2点を先制し試合の主導権を握りましたが、中盤に逆転を許し苦しい展開の中、5回に同じく3年柴田の3塁打で再逆転し、終盤まで緊迫した試合展開が続きました。7回・9回と失点し、追い込まれた最終回にも3年生がヒットで繋ぎ、1点を返しましたが反撃及ばず6ー8で敗退となりました。

何度も満塁のピンチがありながらも、監督が日頃から「粘り強く我慢だよ」と言い続けたことを選手達は体現し、接戦を演じてくれました。選手達のこの1年間の成長を見ることができ、とても嬉しく感じるとともに現チームのベストゲームでした。

学校が終わった後に応援に駆けつけてくれた生徒や先生方、ありがとうございました。また熱い中スタンドで2時間48分間応援していただいた保護者の皆様ありがとうございました。

夏の1勝は来年に持ち越して、明日より1・2年生とまた努力していきたいと思います。

 

JICA青年海外協力隊ベトナム派遣隊員(福島県出身)とのオンライン交流第1回

2022年7月11日 13時00分
国際

7月8日(金)青年海外協力隊2021年度第3次隊の幼児教育職として、ベトナム社会主義共和国に派遣されている、福島県出身の浅田美乃里隊員とのオンライン交流が実現いたしました!そして、これから定期的に交流をさせていただきます。

 JICA隊員として派遣されている今だからこそ感じる浅田隊員の思いを知り、共有させていただくことで、視野を広げ、現在の自分にできること、未来のために行動するきっかけとなることを期待しています。

 第1回目の今回は、浅田隊員から、ベトナムについて気候風土や文化、生活、JICA青年海外協力隊の果たす役割やベトナムの保育事情など、わかりやすく、楽しく、丁寧にお話いただきました。参加した30名の生徒たちは、初めて知るベトナムの生活に興味津々で、どのお話にも目を輝かせていました。

 浅田隊員のお話を受けて、生徒からたくさんの質問が寄せられました。一つ一つの質問に、浅田隊員は丁寧に答えてくださいました。

 オンライン交流のあとは、参加した生徒たちだけでフィードバックをおこないました。今日知ったことをまとめたり、ベトナムやJICAの活動、国際協力やSTEAM教育についてなど知らなかったことを調べたり、次回の交流に向けて質問したいことをまとめたりしました。熱心に取り組む生徒の様子から、今回の交流が生徒たちにとって、大きな刺激となったことを感じました。

 隊員としての任務でお忙しい中、準備を含めて交流をしてくださった浅田隊員、今回のオンライン交流にご尽力くださったJICAスタッフの皆様に深く感謝申し上げます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

世界を知り、己を知る 

あさか開成高校からはじめよう! SDGsアクション  FORからWITHへ!

次回は、10月7日です。楽しみです。

 

 

『第4回探究カフェ』開催しました

2022年7月8日 07時16分

7月7日(木)に第4回目の『探究カフェ』が開催されました。

 今回は綾さん(鈴木綾さん)、もんごー(櫻井龍太郎さん)とこばてぃ(小林直輝さん)が来てくださいました。

 前回の探究相談は大行列ができたため、今回から予約制となりました。さまざまな解決への糸口が見つけられると大好評です。探究活動に行き詰っている方はぜひお越しください。

 そして、今回は教室の飾りつけに協力してくれた生徒がいました。折り紙で探究カフェの空間に彩りを与えてくれました。スタッフとともに折り紙をしている光景は今までにない新鮮な風景でした。探究カフェももう一段階ステップしたようです。このように探究カフェはみんなで作っていくものです。新しい感性で素晴らしい空間を作っていきましょう。

 次回は7月17日(木)です。プチ講座も予定されいますので楽しみしていてください。

第9回 凜優祭に向けて その3

2022年7月7日 17時47分

 

 みなさんこんにちは、文化祭実行委員会です。

  第9回凜優祭テーマ「Break through the limit ~限界突破~」のためのテーマ曲を、下記のように各クラスから募りました。Googleclassroom上で生徒に投票してもらい決定していきます。